アメリカ人はピーナッツバターが大好き。
勘違いしている人も多いようなのだが、日本でよくパンに塗って食べるピーナッツの甘いやつ。
あれはピーナッツクリームとか、ピーナッツスプレッドとか呼ばれるやつだ。ソントン製がポピュラーだろう。
ピーナッツバターは、あれよりももう少し固いし、なによりも甘くない。
少し塩気がある、まさに「バター」のような味がするのがピーナツバターだ。日本ではスキッピーが入手しやすい。
で、アメリカ人はピーナッツバターが好きで、食いすぎでアレルギーを起こす奴までいる。それで死ぬこともあるというのだから怖いが、日本ではあまり問題にならないのでこれはどうでもよい話。
実は、アメリカ人のお子様が大好きだと伝え聞く、「セロリにピーナッツバター」を試してみようと思い立った。
日本人はピーナツクリームのイメージが強いため、ピーナツバターの「塩味」をまずいと思う人が多いようだ。
さらに、日本人はセロリの香りの強さと筋張った繊維が苦手で、嫌いという人も多い。
この2つの取り合わせ、理解しがたいと思う人が多いようだ。
しかし、そんなにまずいものなら、アメリカのお子様に大人気というのは合点が行かない。
それなりの美味しさがあるからこそ人気があるのだろう。何が美味しいのか試してみたい。
もっとも、アメリカのお子様は味オンチが多く、非常にまずいものをくっても大丈夫だったりするわけだが。
…というわけで、数日前にピーナツバターを買った時にいっしょにセロリも買ってみた。
驚きの結果。
セロリにピーナツバターを合わせると、セロリの匂いが消えてしまう。セロリの繊維も、適度な固さと滑らかさを併せ持つピーナツバターに包まれて気にならなくなる。
ピーナツバターの塩気は、セロリに非常によく合うために気にならなくなる。残るのはピーナツの香ばしさだけだ。
セロリにピーナッツバターは「理解しがたい取り合わせ」などではなく、ベストマッチだということがわかってしまった。
ちなみに正しい食べ方は、「セロリの茎のくぼみに、ピーナツバターを埋め込む」のだそうだが、それはあまり食べやすくなかった。
スティックにしたセロリに、好きなようにピーナツバターを乗せながら食べるのがよい。
これは本当に美味しいので、男の料理コーナーに載せたいくらいなのだが、さすがに料理ではないので日記で紹介するにとどめておく (^^;
このページを読んでいる人は少ないのだけど、読んだ人はだまされたと思って試してみてほしい。
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申し訳ありませんが、現在意見投稿をできない状態にしています。 【とと】 試してみたいと思います。ピーナツバターも本物は初挑戦だし。 (2004-06-11 06:34:40) |