家の近所で矢野顕子リサイタルをやるので見に行った。(と気軽に書いているが、チケットは2ヶ月も前に購入してある)
僕は別に矢野顕子のファンではないが、CMなどに使われる歌を聴いて良い歌だな〜くらいには思う。妻は矢野顕子の歌は好きだが、コンサートを見に行くほどではない。
それでも、家から自転車で15分程度のところに来るというのであれば、気軽に聴きにいけるというものだ。
歌手のことを「知っているか」といわれると、僕は大抵「知らない」と答える。
浜崎あゆみを知っているかと聞かれて「知らない」といったら驚かれたことも有るが、もちろんその人を知らないというわけではない。その人がどういう活動をしているのか、その詳しいところは知らない、ということだ。
矢野顕子の歌は、先に書いたとおり CM 曲くらいしか知らない。たしか高校のころにちょっと(やはりCM曲から)興味を持って音楽に詳しい友人に尋ねたら「あの人はアルバム曲は変なのばかりだから、素人にはお奨めできない」みたいなことを言われたので、「変な曲を書く人なんだ」程度の認識しかない。
で、今日聴いてみた感想は、たしかに変な曲だった。でも、いい曲だった。
僕が気に入る曲は大抵、歌詞にストーリー性を感じられる曲だ。矢野顕子の曲はストーリー性はあまり強くなく、言葉の響きで遊んでいる印象をうける。なので強烈に気に入るものではないのだが、声の伸びと楽しげに演奏するピアノがあいまって、非常に印象に残る。
ゲストに The BOOM の宮沢和史さんが来ていた。
というか、出てきたときは誰かわからずに、妻に「BOOM の人」といわれて納得したのだが (^^;
BOOM も、メジャー曲は好きだが、「知らない」としかいえない程度の知識しかもっていない。
なんか、仲良いらしいね。知らなかったけど。
リサイタル終了後、街を歩いていたら駅前でストリートミュージシャンが演奏していた。
中南米音楽のバンド。演奏で人を集め、CD を販売している。
たしか、もう4〜5年前にもこの周辺の駅で良く見かけたような…
おそらくは日本全国を回っていて、久しぶりに戻ってきたのだろう。
さまざまな楽器を使って演奏していたのだが、一見ウクレレに見えた楽器が「12弦ミニギター」だった。
ミニギターは見たこと有るし、12弦ギターも知っているが、それを組み合わせたものがあるのは知らなかった。
中南米の音楽なのでケーナなども使用していたが、ケーナの音が非常にはっきり出るのがいまいちな感じ。
ケーナの音のイメージって、もっとノイズ成分の多い「風」の感じなのだけど…ケーナという言葉自体、風の意味だし。
しかしまぁ、しばらく聞いていたらいろいろな曲調を演奏できるようだし、CD を買ってあげた。3000円。まだ聞いてない。
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