自宅のパソコンの向かい…パソコン前に座ったときのすぐ後ろの位置に、古いCDラジカセがある。
かれこれ15年くらい前のもののはずだ。
実はCDラジカセの癖にCDが壊れていて動かない。これではラジカセだ。
もっとも、カセットも壊れていて動かない。つまりラジオだ。
僕は仕事をするときに音楽がかかっているほうが好きなのだが、「特定の歌手」とかにあまり思い入れがない。なので、CDもあまり持っていない。
ラジオがついているのが一番いい状態なのだ。なので、CDが壊れていようと、カセットが壊れていようと、ラジオさえ聞ければよい。
一応当時は中堅モデルだったので、CDラジカセというよりは「ミニコンポ」に近い。
スピーカーは分離できて、グライコもついている。ラジオには十分すぎる性能で満足している。
昨日、いつものようにラジオを聞いていると、やっていた番組のテーマが「AV機器」だった。
で、ラジオのスピーカーの位置などのチェック方法をやっていた。
なるほど、ちょっと位置調整するかな…と思って気づいた。
いつのまにか、音が片方出てないじゃん!
スピーカーは壊れていなかった。本体も、左右別の音量レベルメーターは動いている。
しかしどうやら出力が壊れているようだ。右からまったく音が出ない。
スピーカー位置調整の話題が終わり、DJが呼びかけた。
「あなたの家のAVの話など、FAXかメールでお待ちしてます」
…面白い。送ってやろうじゃないか。
番組はトークが一段落し、音楽が流れている。
ブックマークからラジオ局のページに飛ぶのにほんの数秒。
メールアドレスを探し出し、2〜3分で今の状況をまとめ、送る。
音楽後のCMが空け、ふたたび視聴者からのお便り。
「次のお便りは…XX区の新保さん」
おっしゃぁ! 読まれたぁ!
送ってすぐに読まれるとは、なんだか勝った気分!
読み終わってDJが続けて言う。
「なるほど、AV機器といえばステレオは大事ですよね。
ではここらへんで、新保さんのようなことになっていないか、みなさんの左右のスピーカーをチェックをしておきましょうか!!」
DJが左に、右に音を振りながら語りかける。
「新保さん、聞こえてますか?
きっと、どちらか片方の声は聞こえないんでしょうねぇ…」
…なんだか負けた気分。
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