前回、戸塚までたどり着くことが出来ませんでした。権太坂を越えたとはいえ、宿場までたどり着けなかったと言うことは「のたれ死んだ」ということ…
そんなわけで、最後のセーブ地点(笑)である保土ヶ谷まで戻って再スタートです。
1月25日(土)、予想最高気温は8度と寒いです。しかし、前回で「予想以上に寒かった」ことに懲りた我々は、十分に暖かい装備を整えて出発しました。
足にも、脚半代わりに「ふくらはぎサポーター」をつけています。100円ショップで片足100円で売っていたものです。足の裏にもテーピングテープを張って、「足の裏の皮が厚い」状態にしてあります。(これは実は前回にもやっていますが)
一度通った道なので、素直に進みます。夜通った時は周囲の風景などはよくわからなかったのですが、保土ヶ谷駅をすぎたあたりから「旧東海道」を思わせる建物なども時々ありました。
前回上るのに苦労した権太坂も、体力のある今日は軽々。境木地蔵までやってきます。どうやら、前回はここで道を間違えたらしいです。
…念のため地図で道を確かめます。現在境木地蔵の目の前は造成工事中ですが、その工事現場の間の細い道が目指す道らしい。細い道だけど…と進んでいくと住宅地に出ます。本当にこれであっているのだろうか。
住宅地をさらに進むと、「品濃一里塚」がありました。道の両側が山に囲まれていて、山のふもとに石が置いてあります。一見その石が一里塚に見えるのですがそうではなく、この山こそが一里塚です。
さらに進みます。「ここらへんで、なんか歩道橋渡るらしいけど…」と妻。妻は地図を良く覚えています。ちなみに、僕にはその能力がありません (^^; 地図を見ながら、すぐ近くの目標を決めて歩くことは出来るけど、地図そのものの図形暗記は苦手。
ガイドブックを調べてみると、もう少し先で自然に歩道橋をわたるような形になっているようです。
ちょっと歩くと、「品濃坂」という看板と共に「直進歩道橋渡る」と説明書きがありました。説明のとおり、ここからは少し下り坂で…富士山が綺麗に見えます。
品濃坂は権太坂の別名でもあるようですが、特に保土ヶ谷側を「権太坂」、戸塚側を「品濃坂」というみたいです。
ずっと歩いていくと、広い道路に出ました。ここはどこだ…と周囲を見渡すと、なんか知った風景。国道一号線でした。家の近所とまでは言わないけど、車でよく通る道です。
一号線のすぐ横を通る生活道路へ。ガイドブックによればこちらが旧街道らしいです。何度か一号線と交わりながら道は戸塚へ。よく知った道なので、ここらへんは歩いていて安心です。
途中、自動販売機でコーヒーを買いました。「出発前にコーヒー飲み忘れた」と妻が言っていたので。カフェインには脂肪の燃焼を助ける働きがあるから、運動前のコーヒーはダイエットに良いそうです。
ちびちびとコーヒーを飲みながら歩くと、ついに戸塚です。