目次

(別ページの内容も含みます)

はじめに  出航まで

1日目

大島到着

JS オートレンタカー  しまぽ通貨  朝ごはん

伊豆大島火山博物館  食堂おかぁさん

(当ページの内容)

地層大切断面

砂の浜海水浴場

ぱれ・らめーる

(以降別ページ)

波浮港・筆島  大島温泉ホテル

2日目

満天の星空  チェックアウト

三原山登山  三原山山頂  表砂漠  幻の湖

歌乃茶屋  泉津の切通し  帰路


地層大切断面

地層大切断面(バームクーヘン地層)大島の観光パンフレットとかには、だいたい写真が載っているように思います。

地層大切断面、とか、地層断面とか、バームクーヘン地層、とか。

呼び方がどうも定まっていないです。観光資源なのだから統一したイメージ打ち出せばいいのに。


でも、名前なんて統一されていなくても、その景色はインパクトが大きすぎる。

「あぁ、大島だな」って感じる統一感がちゃんとある。


十分に写真を見ていたのに、実際に見たら圧倒されました。

カーブを曲がった瞬間に、それまで見えていなかった切断面が、圧倒的なスケールで見えるようになるのです。


そして、とにかく長い。

うわ、車どこに停めよう…なんて迷いながらも、長すぎてどこら辺に停めるのが適切かもわからない。


元町からくる場合、適切な場所はありません(笑)

逆側の車線に、ちょうど中央あたりで右にも左にも延々と続いている姿を見られるところに、一時停車できる場所が用意されています。


でも、一本道だからUターンもできない。

切断面を過ぎてから戻ってくるのがよいかと思います。


あと、後から「バス停前が撮影にお勧め」って話も見ました。

「地層断面前」というバス停が入るように、切断面を撮影する。


このバス停は、元町から向かった場合、切断面が見えてすぐにあります。




色が濃いところ、薄いところ、褐色のところで1セット。

濃いところはスコリア(黒っぽい軽石)、薄いところは火山灰で、褐色層は噴火と噴火の間に生えた植物が腐って土になったもの。


曲がっているので褶曲地層(地殻変動で曲げられた地層)なのかと思ったのですが、単にもともとあった地形の上に均等に降り注いだものなのだとか。

多くの地層は海底で平らに作られるのですが、この切断面は、噴火のたびに噴出物が降り注いで作られた地形。


三原山の噴火間隔は、だいたい150年周期なのだそうです。

(1986年の噴火は、200年ぶりに起きたものでしたが、この程度は誤差範囲)


噴火のたびに一層づつかさなり、100層ほど確認できるとか。

つまり、全体が作られるのに1万5千年かかっています。




すごい雄大な景色なのですが、一通り景色を楽しんだら、ほかに特にやることはありません。

いろいろと写真は撮りましたが、5分ほどで次に向かいます。


砂の浜海水浴場

砂の浜海水浴場(の岩場の波頭)海水浴場ですが、もちろん泳ぐつもりはありません。

長女が行きたいというので来たのですが…「貝殻を拾いたい」のだそうです。


長女は貝殻集めるのが好きで、地元である湘南の海でも時々貝殻を拾っているのですが、大島でも拾いたいのだそうです。


…が、想像を超える荒海でした。

波が激しく打ち寄せられ、海に近づくのが怖いですし、貝殻もあまり落ちていません。

外海だから当然だよね。


それでも、「採取袋あるー?」と聞かれたので、出します。小さなチャック付きビニール袋。

ついでなので、僕も砂を採取します。湘南の砂と、顕微鏡で見比べるのも面白いかもしれません。


貝殻なんて落ちてないなー、と思っていたら、長女が「あるよ」と見せてくれました。

特に、小さなサザエの蓋が多いのだそうです。 2mm 程度の小さな半球状ですが、模様が確かにサザエの蓋です。


小さな2枚貝もありましたが、サザエの蓋だらけ。

お昼ご飯のラーメンにも入っていましたし、大島の特産品なのでしょう。


長男と次女は、波打ち際を見極めて遊んでいます。

砂浜に引いた線が、波で消されるのが楽しいんだって。


長男は海に来るたびにこういう遊びをして、何度靴を濡らしたことか…

今日は変えないから絶対に濡らすなよ、と言っておきます。

このセリフも過去に何度も繰り返し、それでも濡らしてきたのですが。



さすがに中学生になっているので学習したようです。今回は濡らしませんでした。

滞在時間は15分ほどだった思います。ほかに行きたいところもあるし、だらだら貝殻拾っていても仕方がない。

貝見たかったのなら、貝殻の博物館があるそうなので、行ってみましょう。


これ、雨の日の暇つぶし用にチェックしていた情報で、あまり期待していませんでした。

江の島にある貝の博物館みたいなものだと思うよ、と長女が期待しすぎないようにしておいて、向かいます。


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(ページ作成 2018-09-28)

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