夏の家族旅行 2018
9月15~17日、伊豆大島に家族旅行に行ってきました。
ここにあるのはその記録です。
目次
(以降別ページ)
1日目
2日目
はじめに
9月15~17日、伊豆大島に家族旅行に行ってきました。
じゃぁ、夏の旅行も船で伊豆大島に行こうか…と計画しました。
「子供が大きくなったら、みんなで島に旅行に行きたい」というのは、ここ10年来の妻の希望でもありました。
妻は、子供が生まれる少し前に、友人と一緒に伊豆七島旅行に行っているんだよね。
当初の計画は、8月7~9日。
でも、台風が来て船が欠航になりました。
こればかりは仕方がない。旅行全体キャンセルです。
中二の長男は、塾に通っていて夏休も勉強が忙しい。
その週以外は、予定が取れませんでした。夏の家族旅行自体がなくなってしまいました。
でも、それも寂しい。すぐに秋の連休を狙って予約を入れました。
大島って結構人気があって、ホテルなどもすぐに埋まってしまいますが、運よく予約を入れられました。
出航まで
15日。
竹芝桟橋から23時出向の船で大島に向かいます。
…時間から逆算して、夕方7時に出かければよい、というつもりで準備していました。
途中でファミレスで夕食を食べて、食事にゆっくり1時間使っても間にあります。
でも、6時には家族全員準備が整いました。
じゃぁ、早めに出ましょう。
夕食何がいい? と子供に聞いたところ、マクドナルド行きたい、とのこと。
ちょっと予想外でした。レストランと違い、30分程度で食事が終わります。
あらかじめ予約してあったチケットの受け取り手続きなどをしても、時間が余ります。
SSID: +NINJA だそうで、5人の忍者の絵が描かれています。
まぁ、暇つぶしに遊びましょう。トランプを持ってきました。
何やる? というと「ババ抜き」と言われたので1勝負。
小3の次女が、ババが来た時に反応がわかりすぎるので「ジジ抜き」に変えてもう1勝負。
似たゲームばかりでは面白くないので、ページワンで1勝負。
その後「51」で1勝負。
51、以前に子供たちと遊んだことがあったのだけど、子供たちは覚えていないようだ。
ルール解説から始めたのだけど「面白い」と、以降もやりたがる。
そこで、このあと何度か51で勝負。
そうしている間に、さすがに搭乗の時間となりました。
竹芝桟橋から大型船で伊豆七島に向かう…というシチュエーションは、アニメ「夏色キセキ」の中でも出てきます。
昨年の家族旅行は、伊豆下田でした。
その後、Amazon Prime Video で無料だったのでたまたま見た「夏色キセキ」は伊豆下田が舞台だったので、子供たちにも見せました。
行ったことのある場所がお話に登場すると、旅行の楽しかった思い出とかの話にも繋がるから。
この中に、伊豆七島に行くために伊豆から東京に出て、竹芝から大型船に乗って向かう話があるのです。
昨年の旅を思い出すために見たアニメが、今年の旅の伏線にもなりました。
お話では、二等和室でした。一人が寝られる床のスペースだけ借りて、雑魚寝。(枕はあるが、毛布の貸し出しは別料金)
同じシチュエーションにしたいと思ったのですが、二等和室は一番安いので人気があり、予約が取れませんでした。
一つ上のクラス、特二等客室は、狭いけど個別のベッドになっています。
子供達には「氷川丸で見た、三等客室みたいな感じ」と言ってありました。
これはこれで、「見たことあるような場所で寝られる」という期待感があります。
子供と一緒の写真しかなかったので、子供部分黒塗りにしています。
搭乗して指定席に向かうと…チケット販売所の人は、「続き番号だからすぐ近くですよ」と言っていたのですが違いました。
番号は連続しているのだけど、3人・2人に分かれてしまいます。
じゃぁ、長男と僕、長女・次女と妻に分かれましょう。
23時というのは、子供にはもう眠い時間です。おやすみなさい…
…とおもったら、小3の次女が僕のところに来ました。
船のエンジン音が騒がしく、眠れないというのです。
僕もちょっと外を見てみたかったので、甲板に出ます。
周囲は海なので真っ暗。船の明かりに照らされて、船が立てた白波だけが見えます。
甲板では、寝袋などで雑魚寝している人がいました。
搭乗チケットだけで、船室を取らない(取れなかった)という人もいるのですね。
キャンセル待ちもあるようで、出航後も「整理券3番までの人、空きがありましたのでCデッキに案内所にお越しください」というようなアナウンスを行っていました。
船内ではGPSも携帯電波も届かなかったのですが、甲板ではどちらも届きました。
この時は、出航して 30分くらい。まだ東京湾の中です。
そのままスマホの地図で航路を示して、5時間後には大島のにつく、というような説明をしました。
大型船は、動いていても揺れは少ないです。
次女は、エンジン音はしていてもまだ停泊していると思っていたみたい。
もう周りは全部海で、進んでいるのだと知って驚いたようです。
周囲の闇が暗くて怖いようで、戻って寝る、と言いました。
ベッドは周囲にカーテンを引けるようになっていて、周囲に明かりがついていても中は寝るのに十分な暗さになります。
とはいえ、周囲で話している人がいれば騒がしいですし、先に書いたように船のエンジン音なども響きます。
特二等室はベッド端に電源もついています。
USB テーブルタップを1つしか持ってきてなかったので、妻の分も長男の分も僕のほうで引き受け、まとめて充電。
荷物置きスペースはベッドの外にあるのですが、何となく手元に置いておきたかったので、足元に荷物を置きます。
やがて、23時50分に消灯。
近くで話をしていた、大学生と思われるグループも静かになりました。
今度こそ、おやすみなさい。