キャンプへのお誘い

そろそろ長い冬が過ぎ、春がやってきたようです。

夜になるとまだ寒い季節ですが、昼はぽかぽかと暖かな陽射しを感じる日も増えてきました。


こうなってくると・・・待ち遠しいですな。山が。

ここ数年のアウトドアブームでキャンプ人口は一気に増えた気がしますが、まだまだキャンプのテクニックというか、屋外生活の「知恵」をもっている人は少ないようです。

キャンプ場に行って、テントを立てて、カレーを作って食べる・・・それも確かに楽しいけど、本当にキャンプを楽しむためには、もっといろいろ知らなくちゃ!


まぁ、僕も偉そうなことを言えるほどの知識はないのですが、知っておいて損のないキャンプ蘊蓄・・・パソコン風にいうなら「Tips」を、期間限定で紹介して行こうと思います。


今回は最初なので、キャンプにまだ行っていない人への、キャンプへのお誘い。


「なんでキャンプなんてするのか」


・・・理由なんてないです。しいて言うなら、不自由さを楽しんでいるのかな。今の世の中は便利になりすぎて、生きているという実感がないから、とも言い替えられます。

最近は冷暖房テレビ付のキャンプ場なんていうのもあるようですが、そういうのはちょっと・・・ね。便利な休暇を楽しみたい人は、キャンプは勧められません。無理してこういう「なんでもある」キャンプ場に行くよりは、ホテルに泊まったほうが良いと思います。


山のなかでキャンプを張って、みんなで協力してご飯を作る。いいじゃないですか。

時間だけがたっぷりとあって、特に暇つぶしの道具もないから、思いつくままに料理しながら、ビールを飲む。

楽しいじゃないですか。


みんなでわいわいガヤガヤ。これがキャンプの楽しさでしょうね。ある意味では、4畳半で鍋をつついているのと変わらないかもしれません(笑)

だから、友達がいなくて、一人でパソコンに向かっているほうが好きな人には、やっぱりキャンプは勧められません。

日が沈むと、都会では味わえない「闇」があたりを覆います。実は私が一番好きなのはこの時間です。

キャンプ場などではなく、本当に山中でキャンプを張ったりすると、あたりは本当の闇です。

闇なんだけど、自分たちの周囲にだけ暖かい光があり、仲間がいる。周囲は静まり返って川のせせらぎとかが聞こえるんだけど、光のなかでは静かな話声がする。

いいじゃないですか〜〜。

これは非常に良い体験です。こういうなかで一緒に語り合える仲間は、本当に良い仲間なんだと思います。

いや、上に書いたのは全部私見なんですけどね。結局、好きなもんは好きだ、というだけの話です(笑)


さてさて。すでに去年キャンプ行った人も、まだ1度も行ったことがない人も、「あぁ、キャンプって面白いかも」と思ってもらえれば十分です。

で、今後の連載では、キャンプの時に知っていると役に立つ(少なくとも周囲に自慢できる)知識を紹介していきますよ。


乞うご期待。

(ページ作成 1997-03-09)

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