海岸沿いを歩く
3日目の朝は…寝坊しました (^^;
今日は本当はハナウマ湾に遊びに行くつもりで早起きしようとしていたのですが、寝不足・遊び疲れとやっと時差ぼけが無くなった(?)せいで起きたのが8時過ぎです。
どうしようかねぇ…と彼女と相談。完全に自由になる日は今日と明日の2日だけ。どちらかで市内観光(散歩)、どちらかでハナウマ湾と考えていたのですが、今日は市内観光することにします。日曜日のハナウマ湾は人が多いとガイドブックに書いてあるし。
9時過ぎ、いつものようにルームメイドへのチップを置いて部屋を出ます。…と、そこに別室を清掃中のルームメイドの掃除用具一式が。何気なくゴミ箱を見ると、トイレットペーパーの「皮」が丸めて捨てられています。
「無いと思ったらあるじゃん!」 このホテルのトイレットペーパーは、各部屋に置いてある段階では、予備も含めて皮無しでした。きっとお徳用ロールを仕入れているのだろうと思ったら、ルームメイクの時点で捨てられていたとは…
彼女が捨ててある皮を失敬し、慌てて部屋に戻ります。この皮は丸められてしわくちゃだけど、もっと綺麗な皮があれば…もしかしたら別の種類もあるかもしれないし、ダメ元でお願いするメモを書きます。
PLEASE If you have some toilet-paper cover (like this paper) please give me. I search for these papers, to collect each designs.
この英語で意図が通じるかどうか、自信がありません。トイレットペーパーの皮を譲って欲しいと頼む文章の書き方なんて、学校で習わなかったもの…
頼みごとをするのだからチップを追加し、部屋を出ます。これで綺麗な皮をもらえれば安いもの。
ワイキキの中心部までトロリーで出ます。HHV周辺は住宅地っぽかったのですが、ここまで来ると繁華街です。ビーチはすでに泳いでいる人がいっぱいいました。
なんかうまそうな食い物屋ないかな〜…と探し回りますが、ファーストフードばかり。それも悪くないのだけど、もうちょっとこう…あるのは、バーガーキングやマクドナルド、回転寿司や日本料理屋ばかりです。表通りだからいけないのかと裏通りに入っても状況は変らず、結局マクドナルドに入ります。
せっかくだから日本には無いメニューを頼みます。日本では頼んだその場で注文の品が出てくるまで待ちますが、こちらではお金を払ったら次の人が注文、出てくるまでの間は脇で待ちます。日本人的な「すぐに出てくる」ファーストフードとは、ちょっと感じが違うみたい。
僕が注文したのは、上の「BIG BREAKFAST」。ハッシュブラウンポテト・ビスケット・スクランブルエッグ・ハンバーグに、ドリンクがつきます。ポスターではスクランブルエッグはもっとふんわりとしていて、ハンバーグはもっと分厚かったのだけど…これは卵焼きと、ミートパティではないか。
彼女が注文したのは下の「SPAM,EGG and RICE」これも卵はポスターのほうがうまそうでした。共に料金失念。SPAM プレートは非常に安かったと思います。
ところで、写真ではわかりにくいかも知れませんが、プレートの蓋の「SPAM」と書いてある部分…青地に黄色のシールですが、その下には明らかに BOLOGNESE SAUSAGE と書かれています。というか、SPAM の方が文字数少ないから隠れてないし。
プレートが古いメニューのものを使いまわしている? それとも、SPAM を入れるのはハワイだけのメニュー? 謎は深まるばかりです。
食べ終わって海岸沿いの通りを歩いていると、植え込みのところにいきなりオウムがいました。なぜオウム? いくらハワイとはいえ、こんなものが野生にいるのか? 面白いので写真をオウムの写真を撮っていると、おじさんが来てさっと連れて行く…どうやらあの人のオウムらしいです。
どうやら、オウムを観光客の肩などに乗せて記念撮影しているらしい。きっとあれでお金を取るのでしょうが、いくらとられるんだろう。ちょっと興味あります。安ければ撮りたいけど…値段高いと嫌だし、声をかける勇気も無くそこは去ります。
しばらく歩いたところで、また似たような人が。今度は、前をとおりがかった瞬間にオウムを肩に乗せられ、「カメラ カメラ」といわれ、渡したら2カット撮られました。で、「$20」って高い!
まぁ、こういうところだから高いとは思っていましたし、それでさっきはあきらめたのだけど、撮りたいと思っていたのは事実だしなぁ…とおもいつつ $20 出してしまったら「each $20」。一人 $20 だから、もう $20 出せといっています。これはふっかけられたな。最初に高いといっておけば、もっと安く出来たかも。「そんなには出せない」と断ったらあっさり諦めてくれました
後でJTBのガイドブックをみたら、海岸通沿いは大道芸・オウムとの撮影・物乞いなどが多いので気をつけるようにと書いてありました…。たしかに他に大道芸人や物乞いも見ましたが、中心部に行くに従い質が悪くなるようです。人通りも多いからでしょう。
最初に見たオウムとの撮影屋は中心部からは外れたところにおり、アメリカ人観光客相手に商売していたところを見ていましたが、非常にサービス精神旺盛でした。値段は良くわからないけど。押し売りのように写真を勝手にとり、値段を請求してきた人は中心部付近。写真を撮りたいのであれば、街外れでサービスしている人を探したほうが良さそうです。
さらに歩きます。ちなみに、自分たちの宿泊地 HHV はワイキキの端にありますが、朝ご飯を食べたマクドナルドが逆の端にあると思ってください。そこから、ホテル方面に戻るように歩いています。
しばらく歩くと交番がありました。その前にパトカーが停まっているのですが、このパトカーがとてもかわいい。
写真ではわかりにくいのですが、一人乗りの3輪パトカーです。なんか、直線も多くて色合いも LEGO で作ったパトカーそっくり。というか、LEGO がこれを真似て作っているのか。
この3輪パトカー、よく見かけましたがナンバープレートは、必ず「HPD○○○」でした(○のところには数字が入ります)。HPD ってなにかな〜 と考えたのですが、おそらく Hawaii Police Department の略でしょう。
ワイキキは、ずいぶんとかわいい車が走っています。ここにあげたのもそんな車の一つ。写真のものは灰色ですが、非常にビビッドな色のものや、柄のあるものも走っていました。
ちょうど、交番のところから海岸を離れ、一本裏通りに入ったところにこの電気自動車を貸しているレンタカー屋さんがありました。鮮やかな緑や青、赤といった原色の車が並んでいます。これは電気自動車で排気ガスが出ないので、駐車場がビルの中に普通の店舗として作られていたのも驚きでした。
ちなみにこの車、非常に小さいのですが5人のりです。後部座席は前の座席よりも高いところにあり、後ろに座っていても前が良く見えるようになっています。観光用としては良い作りだと思います。
こうして歩いてきている間にも、細かくいろいろな店に入っています。ほとんどは ABC ストア。セブンイレブンや、小さな雑貨屋などもあります。目的はトイレットペーパー探し(笑)
しかし、観光客向けの土産物屋を見るよりも、地元の人向けのスーパーを見るほうがずっと面白いです。日本ではみたことも無い果物が売っていたり、こちらのジャンクフードをいろいろ見たり。まぁ、ワイキキ周辺では小さな店でも土産物を大量に置いていたりするのですが…
ちなみに、トイレットペーパーの収穫は1個。最初に見つけたものと同じものに見えたのですが、彼女いわく「微妙に違う」とのこと。ホテルに戻ってから比較したら、本当にわずかに違いました…