春の家族旅行2025
目次
箱根温泉
冬で寒波が来ていて夜。旅館から温泉まで、歩いて2分でも寒いです。
これ、出てから湯冷めしないだろうな、とちょっと心配になります。
温泉施設についたら暖かいだろう…と思ってドアを開けると、まだ寒い。
フロントはそれほど暖かくありませんでした。
さらに、フロントから温泉に行くのに、一度外気にさらされる。
脱衣所は、さすがに暖かい。でも、脱衣所から浴室に行くのに、もう一度外気にさらされる。
浴室に入ると、湯気が凄い。全然先が見えないくらい。そして寒い。
まずは体洗わなきゃ…と洗っている間も寒い。やっと洗い終わってお湯につかります。
ここまできてやっとわかったけど、湯船の横にある窓が結構大きく開いている。
湯の温度が高い(44度)からか、窓が開けられているようです。そして、湯気が凄い理由もこれ。
水温と気温の差が激しいと湯気が激しく出ます。
誰が開けたのか知らないけど、これダメだろ…人がいなくなったタイミングを見計らって窓を閉めます。
十分に体を温めてから、露天風呂があるのでそちらにもいってみる。
普通の露天風呂、ジャグジー、打たせ湯があります。
湯温は40~42度。打たせ湯の温度はわからないけど、立ってお湯を浴びていても寒くなかったから、温度は高めかも。
特に面白い風呂(サウナとか岩盤浴とか)もなかったので、一通り入ったら、もういちど屋内の湯舟で温まって出ます。
十分に体を温めたら、脱衣所までの外気にさらされるところも寒くありませんでした。
でも、脱衣所でしっかり着込んで、湯冷めしないようにして帰ります。
宿に戻ってから、夕方散歩の際に購入したお酒を飲みます。梅チューハイは、思っていたよりも梅酒だった。
(妻はもっと梅酒らしいものを期待していたそうだが、僕はわざわざチューハイで作るのだから別の味を期待していた)
しかし、みんな疲れと早起きだったので眠い。22時ごろにはもう寝よう、ということになり、就寝。
23日(日)(2日目)
寝る際にファンヒーターは消したのですが、夜中結構寒い。
寒さと慣れない環境で寝ているので、深夜2時ごろに一度起きました。
さらに、いつも起きている4時半にも目が覚めます。
さすがにみんなを起こすわけにいかないな…とそのまま布団の中に居続けて、5時にそろそろいいだろう、とトイレに行く。
妻も起きました。少し前から起きていたとのこと。
妻がファンヒーターの前で寝ていたのですが、起きたならファンヒーター付けましょう。
長男も起床。旅館のお風呂も入ってみたい、と言っていたので、朝風呂行くかと聞いたら行くと言います。
僕と二人で朝風呂へ。行っている間に、妻ももう一つの浴室行ってきたそうです。
体が温まったら活動しやすくなった。
戻ってきたら長女も起きていました。でも、次女は寝ている。家でもいつもなかなか起きなくて怒られている。
7時ごろに起きましたが、次女曰く「起きてみんなの会話は聞いていた」。
朝食を食べたらすぐ出られるように、荷物をまとめておきます。
朝食は8時。
3分前に食堂に移動すると、もうあらかた準備されていました。
みんな集まったら電話してください、とメモがあったので、フロントに電話。すぐに暖かいおかずとごはんが持ってこられます。
冷めないようにしている配慮がありがたい。
朝ご飯もとてもおいしいものでした。
ポーラ美術館
8時半に宿を出たかったのだが、ゆっくりご飯を食べていたので出発は9時ちょっと前。
ポーラ美術館に向かいます。
ここは、妻のリクエスト。有名な美術館なので近くまで行くなら見てみたいって。
ごく最近、ピカソのヴォラール連作という100枚セットの版画を入手したそうです。
この展示もあるのですが、ちょうどこの日の午後2時から、学芸員の方の説明ギャラリートークがあるとのことでした。
…いや、ギャラリートーク聞きたかった。でも、午後2時からだとどうしてもスケジュールが合わなかった。
10時前にポーラ美術館に入り、この時の特別展「カラーズ」を見ます。
本来具体的なものを描いていた「絵画」が、印象派となり形よりも色を重視し、ついには色だけの抽象表現になっていくさまを、時代別に追いかけていく内容の展示。
絵画の歴史を「色」という軸で切ったわけですが、この展示がなかなか面白かった。
大ボリュームの展示でした。この特別展を見終わった時点で、ちょっと歩き疲れ。
時間は11時過ぎ。
しかし、せっかくだからヴォラール連作も、常設展示も見る。
こちらはそれぞれ大きめの一部屋、両方回っても1時間かかりません。
そろそろ12時。ごはんを食べたいところですが、ポーラ美術館には屋外展示もあります。
「ここまで来たら全部見たい」という要望に応え、屋外展示に行きます。
長女が、普段から持ち歩いている飴玉をみんなに配りました。ちょっと元気出た。
ポーラ美術館の屋外展示は、無料でも見られます。
周囲の森の中に散策路を設け、ところどころに彫刻などが置いてある。
ほとんどの彫刻にはタイトルなど明示されていません。
でも、「鳥葬(箱根)」と名付けられた彫刻は、ちょっとすごかった。
直径1.4メートル、高さ1.3メートルの円筒形の台です。
もし本当に「鳥葬」をするのだとしたら、この上に死体が置かれるのでしょう。
この台はガラスで作られ、周囲はすりガラスになっていて不透明です。でも、上から見ると下まで透明なのがわかる。
…高さ1.3メートルもあるのに、下まで透明なのです。普通のガラスではあり得ない。
光ファイバーなどに使用する、高純度のガラスなのでしょうか。詳しい説明が無いのでわかりません。
屋外も全部見たら、かなり疲れた。
でも、屋外の終点は、車を停めていた駐車場でした。ちょうど13時。次の場所へ向かいます。
昼食
次の目的地は、ガラスの森美術館。
ポーラ美術館からガラスの森はすぐ近くなのですが、近すぎて途中にレストランなどありません。
…ポーラ美術館もガラスの森もレストラン併設しているけど、高いです。それに、ゆっくり食べていると見学時間が減ってしまう。
あらかじめ目星をつけておいたコンビニに寄ります。ファミリーマート箱根仙石原湿原店。
ここでおにぎりや菓子パンなど、思い思いに購入してお昼ご飯にする。
…が、車の中で食べようとしたところ、食べる暇もなくガラスの森に到着。
駐車場を確保してから、駐車場で昼ごはん食べます。