夏の家族旅行2013
目次
2日目
ペルセウス座流星群
深夜4時ごろ。長男がガサゴソしていて目が覚めます。
「布団が慣れてないから全然眠れなーい」とのこと。いや、今までぐっすり寝てたから。
実は今年の旅行の裏テーマは、ペルセウス座流星群観察。
今年は8月13日が極大ですが、少し前でも富士山付近なら空気が綺麗で観測できるだろう、という期待がありました。
実は風呂に行くときに、家族で空を見上げたのですが、薄曇りで星は少ししか見えませんでした。
正確に言うと、空が曇っているのではなく、自分たちが雲の中にいたのですが。
標高1000mは十分雲の中なのでした。
長男にそう教えると、不思議な感覚があったようで霧の見える街灯に走り寄っていましたが、こういうのは遠くからでないと見えないのです。
さて、せっかく夜明け前に起きたのですから、星空観察でもしましょう。
妻も起きたので、長男と妻と僕、3人でキャンピングカーを出ます。
…夏の一番暑い時期でしたが、外に出ると肌寒いです。
富士山2合目、標高1000mは十分な高山です。
妻は寒さを予期して毛布を持って出ていました。長男は妻と一緒に毛布にくるまって星空観察。
僕はしばらくそのまま空を見上げていましたが、寒くなってきたので毛布を取りに戻ります。
毛布を取って外に戻ると、「いま、あっちの方に流れ星が見えたと思う」と長男と妻。
富士山の方角に少し雲の切れ間があり、そこに流星が見えたようです。
その後しばらく見ていましたが雲が濃くなってきました。残念。
しかし、寒いのでキャンピングカーに戻ります。
長男は眠くないようなので、娘たちを起こさない様に小声で話をしています。
そのうち、朝5時くらいになり外も明るくなってきました。
妻はまだ眠い、ともう一度ベッドへ。
僕と長男は外にでて、周囲を散歩してみます。
当初、キャンピングカーが嫌だと言われたらバンガローに泊まる予定でした。
キャンプ場内を歩き、そのバンガローを見てみます。
4人しか宿泊できないため、5人家族の我が家では諦めましたが、たった1軒だけ「シルバニアファミリーのおうち」に泊まることができます。
遊園地のぐりんぱに近いところにあるようなので見に行ってみます。
…なるほど。おそらく、遊園地内にあった家を、区画を変更してキャンプ場内に取り入れたのですね。
遊園地から家に伸びる道路があるのですが、途中で切れて柵でさえぎられています。
その一方、キャンプ場側の道路とは無理やりつないだように見えます。
ちょうど朝日が昇ってきたので、シルバニアファミリーのファンシーなおうちと一緒に撮影。
キャンピングカーに戻ります。
戻ると、すぐに娘たちも起きだしました。
「私も散歩したい」という娘たちの要望もあり、妻も起きてきたので全員で散歩。
ふたたびシルバニアファミリーのおうちを目指します。
妻はこの家を覚えていました。
「前回ぐりんぱに来た時に、まだ赤ちゃんだった次女を抱えたまま中を見た覚えがある」そうです。
やっぱり前は遊園地の中にあったらしい。
この散歩が終わって戻りましたが、まだ6時半。
朝食も材料を頼んであるのですが、フロントは7時にならないと開きません。
「お腹空いた」と言う子供たちに、前日の残りの肉を焼き、少し残っていた菓子パンなどと一緒に食べさせます。
朝ごはん
話は少し変わりますが、僕はずっとツイッターをやっておらず、どうしても使わないといけない事情があって6月末から始めました。
妻は以前からツイッターをやっていて、外出時も時々携帯で見ていました。
それがちょっとうらやましくて、僕は今回の旅の最中に、どこかでツイートしてやろうと思っていました。
この時フロントがあくまで何もできなかったため、先ほど撮った「朝日の写真」を試しに送ってみました。
スマホは1年ほど使っていますが、いまだ文字入力に慣れていない。短い文面を送るにも結構時間がかかりました。
さて、そんなことしているうちに7時。
朝ごはんの材料をもらいに行き、すぐに料理します。
キャンピングカーにはコンロが付いているため、朝ごはんはバーベキューのような手間はいりません。
先ほどの肉を焼いたのもこのコンロ。
全て、そのままはさんでも食べられる加工済みのものですが、フライパンで軽く温めればなおおいしいです。
簡単な朝食ですが、なかなかおいしいです。満足。
成人男性には少し物足りない量ですが、保育園児には多すぎたようです。余った分をもらって僕も十分食べました。

ガスの元栓は、スプーンやフォークなどを入れておく引き出しの上の隙間についていました。キャンピングカーでは、とにかく「スキマ」の使い方が上手です。
そして、ガスの栓は左から、コンロ、冷蔵庫、暖房の物。火を燃やして冷やす、ガス冷蔵庫でした。