50年代の画面表示技術

目次

動作確認モニタ

Whirlwind I

NLS

その後のベクタースキャン

おまけ


おまけ

今回、最後のアタリのゲームの下りを書くにあたり、次のページが非常に参考になりました。

ALL ABOUT 光速船/Vectrexカラーベクターモニタへの道乗り編

また、ベクタースキャンとラスタースキャンの違いについて、僕の説明よりもはるかにわかりやすい説明も書いておられます。参考にどうぞ。

光速船・Vectrexに関するコラム


ところで、先に書いた「カラーベクターモニタ」のページの中に、アタリが販売したカラーベクタースキャンゲームとして、QUANTUMと言うゲームが紹介されています。

そして、その中にこの一文が…

引用:
X68kの「COMET」にも似てるけど作者が「Quantum」を知ってたかは謎。

…はい、Comet の作者です。一応知っていました。

一応、というのは、一度ゲームセンターでデモ画面をちらっと見たことがあるだけで、遊んだこともなければ、タイトルも覚えていなかったため。


Comet は、最初はマウスを動かしたら線が追いかけてくる、というだけの習作プログラムでした。

なんとなくクルクル回して「円」を描いているうちに「囲み」判定をしたくなり、ゲームになっていったのです。


完成が近づいたときに、「昔、こんなゲーム見たことあるな」と意識するようにはなりました。

盗作だと思われるのも嫌だから、余り似ていないようにしたいな、という気持ちでした。


しかし、当時はネットなんてなくて調査もできませんでしたし、何よりもタイトルも覚えていなかったので、そのまま完成させました。

…というわけで、「知ってはいたけど、参考にはしていない」という答えになります。


QUANTUM どんなゲームなんでしょう? 未だに遊んだことはありません。


YouTube で動画を見て探したら、プレイ感が非常に似ている感じを受けました。
一方で、ルールがかなり違うみたい(囲むべきターゲットと、逃げないといけない敵が違う?)
ここは、動画を見ていてもよくわかりませんでした。

一番重要なの「囲む」という操作感覚は似ています。その意味ではかなり似たゲームになっているのでしょうね。



参考文献
過去に自分がまとめたページ(本文中からリンク)に引用した文献各種
カラーベクターモニタへの道乗り編OKAZ2006ALL ABOUT 光速船/Vectrex
その他、WEB上の各種ページ


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(ページ作成 2013-08-06)
(最終更新 2019-05-24)
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